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勉強して学びを得たときの疑問や改善点などを日々記録しています。

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わてぃー

北九州生まれ、北九州育ちのキタキューっ子。企業の広報担当や事務職を経て、デザインやWEB関係について現在勉強中。ちょっと変わったおもしろいものが好き。猫2匹を毎日吸いながら生きています。

SIPS理論ってどんなもの?

ネットマーケティング検定

SIPS理論ってどんなもの?

ネットマーケティング検定の勉強を最近始めたてホヤホヤのわてぃーです。テキストを読んでいると、身近に感じる内容が多く書かれており、なるほどな~と思いながら読み進めています。今回はその中でも「SIPS理論」というものについて自分なりにまとめてみました。

勉強

まずテキストを最初から読み進めていくと、「消費者行動理論」というお話が出てきます。マーケティングを考えていくうえで消費者がどのような行動をとるのか、自分に置き換えてみると結構当てはまる部分が多くある気がします。

「SIPS理論」とはソーシャルメディアに特化した行動理論です。
下記の頭文字を取っています。

S:Sympathize(共感する)
I:Identify(確認する)
P:Participate(参加する)
S:Share&Spread(共有・拡張する)

こうしてみると何のことやら?となりそうですが、具体例をあげていくとわかりやすく理解できます。ここではインフルエンサーを例にあげてみます。

Sympathize(共感する)

私が好きなインフルエンサーはいわゆる「ガジェット系」と呼ばれるものにカテゴライズされますが、彼女が動画やSNSで紹介したものを私はよく購入をします。例えばスマホケースについて言えば、「スマホスタンドやマグセーフなどの機能やカラーをカスタマイズできる」「有名なデザイナーやブランド、キャラクターとのコラボ商品が数多くあり、デザインが豊富」「耐久性が高い」といった良い面の感想と、「スマホケース自体がやや重い」「価格が他の物に比べて高価」といった悪い面の感想も発信してくれています。良い点、悪い点をふまえてみて、この人がオススメしているなら私も買ってみたいな!と感じることが「Sympathize(共感)」となります。

Identify(確認する)

ただ、紹介した商品のすべてを購入する訳ではありません。その商品が実際どんなサイトや店舗で販売されているか、SNS等で商品名を検索してどんな感想が書かれているかを確認します。皆さんも実際に購入しようか検討する際、3~4つのSNSサイトで口コミを見て比較したりするのではないでしょうか。私は結構しつこく口コミを見るタイプで、自分の中で納得したら購入の意思が固まります。これが「Identify(確認する)」となる訳です。

Participate(参加する)

そして「Participate(参加する)」へと行動が移っていきます。スマホケースの場合で言えば「購買」という行動になりますが、例えばキャンペーン商品の情報を自身のSNSアカウントでいいねやRP(リポスト)することも「Participate(参加する)」ということになります。SIPS理論においては「購買」だけが行動の対象になるのではなく、キャンペーンに参加するといった比較的ハードルの低い行動も「参加」の範疇に定義されています。

Share&Spread(共有・拡張する)

最後は購入した商品を使用してみての感想を写真付きで自身のSNSアカウントでシェアする。これが「Share&Spread(共有・拡張する)」です。同じ商品でも何かの広告で見た時よりも、自分の知り合いが「これ使ってみたらすごくよかった!オススメ!」とコメントを付けて紹介している方がやはり魅力的に感じますし、信ぴょう性も高いように感じてしまいますよね。その情報の共有がどんどん広がっていき、購買数へと繋がります。

まとめ…

この一連の流れが「SIPS理論」です。日常の空いた時間になんとなくスマホを眺めていても、企業が出した広告の情報よりも、インフルエンサーなどの個人が発信した情報の方が共感しやすいと感じたことはありませんか?このようなご経験をされた方は多いのではないでしょうか。もちろん私もその一人です。たくさんの情報であふれている今、どういったスタンスで情報を届けるか、または受け取るか。様々な方法がありますが、一度立ち止まってみて「消費者行動理論」に沿っているか基本を振り返ってみるといいかもしれません。今回はSIPS理論のお話でしたが、その他の「消費者行動理論」も深堀りしていくと面白いかなと思います。