ブログ

勉強して学びを得たときの疑問や改善点などを日々記録しています。

是非ご参考までに覗いてみてください。

icon
kanmi

Web系に関わりだし数年ですがまだまだ『種から芽が出た』状態です。これから多方向に茎をのばして綺麗な花を咲かせたいと思っています!

【 白銀比 】について

デザイン

黄金比の兄弟。。。???

こんにちは、今回は、すこし不思議な言葉「白銀比(はくぎんひ)」について取り上げます。

何かをデザインするときに黄金比はよく聞いたことがあります。
黄金比ってよく聞くけど、「白銀比」は…?ってなっていました。
白銀比、は黄金比と同様で人間が美しいと感じる比率で「大和比」とも呼ばれ、日本では古くから大工の間で「神の比率」とされ、日本の美意識を反映した比率で現在も多くの建築でも活用されてます。
日本で有名なのがスカイツリー・法隆寺の5重塔に使われているそうです!

白銀比ってなに?

白銀比とは、縦:横 = 1:1.414(正確には√2) というバランスのことで、

  • 正方形は 1:1
  • 黄金比は 1:1.618(ちょっと縦長)
  • 白銀比は 1:1.414(正方形より少し横に長い)

正方形過ぎず、縦長すぎず、「ほどよい、いい形」なのが白銀比です。
A4サイズの紙も白銀比で、
A4(210mm × 297mm)は、1:√2 の比率。
紙を半分にしても、また同じ形になるのがポイントで、どんな印刷物や本でも違和感なく見ることができるのは白銀比を使っているからです。

白銀比の“見た目のチカラ”

白銀比がすごいのは、「見た目が自然で落ち着く」効果があるところで、
黄金比が「美しい!洗練されてる!」って感じなら、
白銀比は「かわいい!親しみやすい!」って感じになります。
実は、日本人が好むバランスって、黄金比より白銀比の方だったりするので結構白銀比は身近にあります。

  • A4やB5の紙
  • 法隆寺や五重塔やスカイツリー
  • ドラえもん、キティちゃんなどのキャラクター

私達からすると見慣れた比率なので、知らずに白銀比を見て親しみやすさを感じているのかもしれません。

白銀比をどう利用する?

デザインや資料づくりでも、白銀比を意識すると“なんか整って見える”ようになります。

たとえば…
写真のトリミング

画像を切り取るとき、正方形や適当な長方形ではなく、
「縦:横 = 1:1.4前後」にすると、まとまりが出て“映える”写真になります。

写真構成

被写体を白銀比の中に

被写体を白銀比の中に被写体を白銀比の中に

ポスター・チラシのレイアウト構成

名刺・サイト・ポスターなどで、要素の配置や余白を考えるときも活用できたり、
見出しと本文のサイズ感(子出しを本文サイズの1.414倍にするとか。。。)
写真とテキストのスペース配分を白銀比にするとか…
メニューと本文の幅の比率するなど

ポスター・チラシのレイアウト構成

レイアウト構成に白銀比を使うことでいろいろなデザインが可能になりそうですね。
またドラえもんやキティーちゃんみたいなキャラクターを作成したいときにも白銀比を使うと、日本人に親しみやすいキャラクターも作れそうです。

白銀比の作成の仕方も学んだので画像として書き出しておきます。
二つのパターンの作り方を作ってみたので良ければ参考にしてみてください。

正方形から作成するパターン

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

正円から作成するパターン

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

応用でキャラクターを作成するときに使用するパターン

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

プレゼンのスライド構成で

まとめ

白銀比は…
縦:横 = 1:1.414 のバランス
白銀比は「自然で親しみやすい美しさ」を持つ比率
黄金比が“洗練美”なら、白銀比は“かわいさと親しみやすさ”
日常のデザインに活かすと、ぐっと魅力的に仕上がっていきそうですね!!