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勉強して学びを得たときの疑問や改善点などを日々記録しています。

是非ご参考までに覗いてみてください。

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kanmi

Web系に関わりだし数年ですがまだまだ『種から芽が出た』状態です。これから多方向に茎をのばして綺麗な花を咲かせたいと思っています!。

Photoshopの映り込み

授業について

こんにちは。
今回は、実際に授業でも行っているPhotoshopの加工を記事にしたいと思います。
※Photoshopの基本操作が出来る前提です。

Photoshopの加工もいろいろありますが、その中でも比較的簡単な【映り込み】を行います

【映り込み】は、オブジェクトを反射面の上で撮影されたように表示され、視覚的な奥行きを再現します。 目を引くことができ、さらに高級感を与えることも可能で、化粧品のバナーなどに使われています。

※Afterの赤枠で囲んだところに映り込みの加工を加えています。

簡単な加工内容としては、映り込みを作成したいオブジェクトを複製し、複製した画像を反転配置し、透明度・マスクを使用し映り込みとしていきます。

それでは加工を行う手順を確認していきます

加工手順

1.映り込み加工したいオブジェクトの選択範囲をとりオブジェクトをコピーします。

2.コピーしたオブジェクトをペーストし新規レイヤーに貼り付けます。

3.貼り付けたコピーレイヤーを選択し、編集メニューの変形コマンドから垂直方向に反転

4.反転したコピーレイヤーを元画像の下側に配置します。

この時に映り込みさせたいオブジェクトの形状によっては垂直反転だけではうまく映り込みの設定ができず、
今回のように奥行きのある場合は垂直方向に反転だけではうまくいきません。

オブジェクトの底から映り込みは出ているため、コピー元オブジェクトと反転したレイヤーがつながらないからです。

このような感じですね。

5.コピーレイヤーの変形

今回は変形を行うのにあたって、編集メニューの【 遠近ワープ 】を使用します。

【 遠近ワープ 】とは、簡単に物や建物など、立体的に見える物の角度を自然に調整できる機能になります。
この機能を使ってコピーレイヤーを変形させていきます。

1.コピーレイヤーを選択し、編集メニューから遠近法ワープをクリックします。

2.この画面が出てくるので【 レイアウト 】が選択されているのを確認します。

レイアウトが選択されていると編集したいところに平面の定義ができるので、2つの平面を今回は定義していきます。

3. 平面定義したいところこのようにドラックしてメッシュを作成します。

続けて奥行部分もメッシュの作成をしていきます。
その際にドラックして角のポイントどうしを重ね合わせると一つにつながります。

定義したメッシュのポイントを操作して、香水の形状に合わせます。

これで平面の定義ができました。

4. ワープを作成

ワープの作成に入ると平面を定義していた見た目が変化します。

ポイントを香水の下に合わせて配置します。

配置が終わったら〇をクリックして完了します。

5.不透明度の設定とマスク

映り込みの部分は不透明度を下げて、違和感なく調整していきます。

このままだと映り込み全体が表示されている状態なので、レイヤーマスクを設定して映り込みの範囲を調整します。

香水のコピーのレイヤーを選択し下のアイコンから、マスクの追加を行います。

最後に香水のコピーレイヤーのレイヤーマスクをグラデーションで表示・非表示の調整すると、不自然感のない映り込みに仕上がります。

これでphotoshopの映り込みの編集は終わりです。

今回は遠近法ワープを使用しましたがほかの方法もありますので、いろいろ試してみてください!