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勉強して学びを得たときの疑問や改善点などを日々記録しています。
是非ご参考までに覗いてみてください。
- 長江かほり
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会社代表をしています。Webデザインからプログラミング、マーケティングなどの授業を担当しています。好きなものは肉。日々の想いや、授業の紹介をつづっています。
「バナーをポートフォリオに載せるなら」といった授業を行いました
私の担当している職業訓練ではポートフォリオを作成しています
私は、デザイン系の職業訓練を担当しています。
生徒さんは年齢も様々で、デザイン未経験の方も経験者の方もいらっしゃいます。
ある程度ツールの使い方やデザインの基本について学んでいただいたら、ポートフォリオを制作して頂きます。
ポートフォリオは就職や案件獲得に影響を与えます。
ポートフォリオがないと、スムーズに就活ができないこともあります。
なので、デザイン系、エンジニア系の講座の場合はほぼ必ず作っていただいています。
ポーっとフォリオの内容は、訓練内容や、生徒さんのご希望に合わせて変わるのですが、 今回は「バナーをポートフォリオに掲載するなら」ということで授業を行いました。
授業の内容を少しだけご紹介します。
残念なポートフォリオの例…
自由に「ポートフォリオを作りましょう!」とお話しすると、こういった形で作る方が多いのではないでしょうか。

作ったバナーの画像をぽんっぽんっと並べている状態です。
バナーについて少しだけ解説が掲載されいる場合もありますが、実は、これってすごくもったいないって思います。
ただ載せるだけではなく、見せ方を変えるだけで評価が変わるからです。
ポートフォリオでどう伝えたらいいのか?
まず、バナーを作るうえでの前提条件を載せましょう。
実際に運用しない架空のバナーだったとしても、
バナーを制作する前に自分なりに必ず作っておきます。
作成した後に後付けしてしまった前提条件の場合、違和感を覚えたりします。
そもそも、実際にお仕事するときに「バナーを作ったあとにお店を考える」なんてことはほとんどありません…。
実践に即した形で制作する、という意味でも、前提条件は制作前に考えておきます。
そのうえで、何パターンか作って、それぞれのポイントをバナー画像と一緒に掲載します。
例えば、1パターンについて紹介しますと…

また、バナーについて自分が工夫した点について、わかりやすく伝わるようにまとめます。

いかがですか?
ぽんっと作品を掲載するだけではわからない魅力が、ぐんっと伝わりませんか?
もちろん一つだけではなく、複数パターン作るともっとよいポートフォリオになります。
複数案載せて、それぞれについて魅力が伝わるようにまとめて掲載します。
授業では複数案作るときのコツと、それぞれの魅力の伝え方をレクチャーしました。
例えば、複数のサイズでレイアウトを作った場合は…

この母の日のバナーは、今回の授業で母の日のバナーを生徒さんに作っていただいたので、その際に、見本として作成したものです。
同じ内容のバナーですが、様々なサイズ展開することを考えて2パターン作っています。
まとめ
一緒に学んできた生徒さんですので、できるだけ早く、希望に近い就職を決めて頂きたいと思っています。
そのためにも、ポートフォリオは大切です!
もちろんここで掲載したのは、あくまでも一つの例だと思ってみてください。
もっといいポートフォリオの表現方法もありますし、
あなたの魅力が伝わる方法が、他にもきっとあるはずです!
あなたのポートフォリオは、魅力が最大限に伝わっていますか?
ポートフォリオの作成のコツ、2パターンのバナーをまとめたポートフォリオの作成例をもっと詳しくまとめて、くりぷろメディアに掲載する予定です。(くりぷろメンバー用の記事になります)
こちらの記事もぜひ参照してみてくださいね。